定額動画配信サービス9+5社の比較と選び方!映画やドラマが見放題でオススメ!
定額を払えば映画・ドラマ・アニメなどが見放題になる動画配信サービス「VOD(ビデオ・オン・デマンド)」が非常に賑わっています。
「dTV」や「auビデオパス」など馴染みある携帯キャリアのサービス、「TSUTAYA TV」や「ゲオTV」といったレンタルショップ発のサービス、「Netflix」や「Hulu」といった海外発のサービスなど、まさにVOD戦国時代と言っても良いくらい各社がしのぎを削っている状態です。
利用者にとっては各社が競争することで料金が下がったりサービスが充実したりと良いことが多い反面、似たようなサービスが多すぎて比較するのが面倒だったり何を基準に選べば良いのか選び方が分からなかったりと困る面もあります。
このページでは、いま人気の定額動画配信サービス7社を様々な視点から徹底的に比較し、利用目的ごとにオススメのサービスを紹介したいと思います。
自分にあったサービスを見つけるための選び方についても解説しているので参考にしてもらえると幸いです。
定額動画配信サービス大手9社を徹底比較!選び方も解説
定額動画配信サービスを提供している会社は30社以上もあるとされ、その規模やサービス内容もピンキリです。その中から自分に合ったサービスを選ぶ必要がありますが、どのような選び方をするべきなのか見ていきます。
定額動画配信サービスの選び方
どの定額動画配信サービスにも無料のお試し期間が設けられているため、実際に利用して体験することができます。無料トライアルとも呼ばれています。
定額動画配信サービスの選び方として大事になるのが、この無料期間に以下の視点からチェックすることになります。
- 利用料金がサービス内容に見合っているか
- 画質や機能が自分の視聴環境や用途に合っているか
- 配信コンテンツに自分の見たいジャンルが充実しているか
人によっては他にも重要な要素はあるかもしれませんが、最も重要になるのはこの3つと言えます。
それぞれの視点についてより詳しく見ていきましょう。
利用料金がサービス内容に見合っているか
定額動画配信サービスの利用料金は、月額500円前後~2,000円前後といった風に各サービスによってまちまちとなっています。もし見る本数が少ないのであれば無理に定額動画配信サービスを利用せず、お近くのレンタルビデオショップを利用する方がお得になることもあります。まずは自分の利用頻度や予算と相談するようにしましょう。
注意しておきたいのが、定額料金を払えばすべての動画を見ることができる訳ではないということです。もちろんHuluのように定額料金のみですべての動画が見放題のサービスもありますが、多くのサービスでは一部の動画に関しては追加料金やポイントがかかることがあります。いざ登録してから予想外の課金を強いられるのは嫌ですよね?この点についても事前に確認しておくことが望ましいです。
なお、利用料金の支払い方法はほとんどの会社がクレジットカード決済に対応していますが、携帯のキャリア決済に対応しているサービスは少ないです。定額動画配信サービスを利用したいけどクレジットカードを持っていないという方は、携帯のキャリア決済に対応しているサービスを選ぶようにしましょう!
画質や機能が自分の視聴環境や用途に合っているか
各定額動画サービスが対応している画質や機能も様々になっています。そのため、自分がどういった端末や環境で利用する予定か、どんなシチュエーションで動画を見るつもりかというのも選び方として大切になります。
画質について言えば、テレビやスマートフォンで見るならHDに対応していれば十分です。もし4Kディスプレイで見る予定なら、4Kに対応しているサービスを選ぶようにしましょう。
スマートフォンとTVを繋いで見ようと考えている方は、Chromecast・FireTV・appleTVといったメディアストリーミング端末に対応しているかどうかもチェックしましょう。PS3・PS4といったゲーム機に対応しているサービスもあるため、どういったデバイスで動画を見る予定かによってもチェックが必要です。
定額動画配信サービスの中には、1契約で家族や恋人など複数人で利用できるサービスもあります。利用する人数が1人でない場合は、複数アカウントに対応したサービスを利用すればみんなで楽しむことができます。
なお、通勤時や外出時などインターネット環境が安定していない場所で動画を楽しめる、オフライン再生(ダウンロード)に対応しているサービスもあります。
このように利用環境や用途によって選び方も変わってくるので、予め自分の利用シーンを想像しておくと失敗が少なくなります。
配信コンテンツに自分の見たいジャンルが充実しているか
映画・ドラマ・アニメなど、定額動画配信サービスで見ることができる動画は色々ありますが、各サービスによって強いジャンルが異なります。海外ドラマや映画であれば海外発のサービスが強いですし、国内ドラマやアニメであれば国内のサービスがオススメです。
アニメやスポーツなどの特殊なジャンルは専門のサービスもあるので、自分の見たいジャンルが充実しているかどうかをよくチェックするようにしましょう。
定額動画配信サービス9社の特徴とメリット・デメリット
Hulu(フールー)
Huluのスペック・特徴
月額料金:933円(税抜)
無料期間:2週間
支払い方法:クレジットカード、キャリア決済(ドコモ,au,ソフトバンク)、Huluチケット
動画配信数:13,000本以上
オフライン再生(ダウンロード):非対応
画質:HD
4K対応:非対応
同時視聴:1
強いジャンル:海外ドラマ、国内ドラマ、オリジナル
Huluのメリット・デメリット
メリット
- 海外ドラマが充実している
- アニメや国内ドラマが充実している
- 追加料金なしですべての動画を見ることができる
- ほぼすべての動画がHD画質以上で見ることができる
デメリット
- 無料期間が14日間と短い
- 海外の最新コンテンツの配信が遅い
- オフライン再生(ダウンロード)に対応していない
Hulu(フールー)は日本国内における定額動画配信サービスの先駆けと言える存在です。アメリカ発のサービスですが、日本国内の事業に関しては日本テレビが買収したことにより、元々充実していた海外ドラマに加えて日本国内のテレビ番組も充実してきました。
一部の動画で追加料金がかかることの多い他社サービスと違い、Huluは登録されているコンテンツはすべて見放題なので嬉しいですね。ほぼすべての動画がHD画質以上で見ることができ、Chromecast・AppleTV・FireTV・ゲーム機といったメディアストリーミング端末への対応も充実しています。もちろんスマートフォンやタブレットでも楽しむことができます。
自分はこのHuluを長いこと愛用していますが、これといった不満もなく非常に素晴らしいサービスだと感じています!
Netflix(ネットフリックス)
Netflixのスペック・特徴
月額料金:650円~(税抜)
無料期間:31日間
支払い方法:クレジットカード、キャリア決済(ソフトバンク)
動画配信数:非公開
オフライン再生(ダウンロード):非対応
画質:SD/FHD/4K
4K対応:対応
同時視聴:1~5
強いジャンル:オリジナル、海外ドラマ
Netflixのメリット・デメリット
メリット
- 高品質なオリジナルコンテンツが豊富
- 4K動画に対応している
- 最大5人までアカウントを共有できる
デメリット
- 国内コンテンツが少ない
- プランによっては画質が荒い
dTV(ディーティービー)
dTVのスペック・特徴
月額料金:500円(税抜)
無料期間:31日間
支払い方法:クレジットカード、キャリア決済(ドコモ)
動画配信数:92,000本以上
オフライン再生(ダウンロード):対応
画質:SD、HD、4K
4K対応:対応
同時視聴:1
強いジャンル:国内ドラマ、アニメ、オリジナル
dTVのメリット・デメリット
メリット
- 月額料金が業界最安クラス
- 国内コンテンツが充実
- オフライン再生(ダウンロード)に対応
デメリット
- 別途課金が必要なコンテンツがある
- HD非対応のコンテンツが多い
auビデオパス
ビデオパスのスペック・特徴
月額料金:562円(税別)
無料期間:30日間
支払い方法:クレジットカード、プリペイドカード、キャリア決済(au)
動画配信数:10,000本以上
オフライン再生(ダウンロード):○
画質:
4K対応:
同時視聴:1
強いジャンル:
ビデオパスのメリット・デメリット
メリット
- 月額料金が業界最安クラス
- 映画館の鑑賞サービスがある
デメリット
- 配信コンテンツが少ない
U-NEXT(ユーネクスト)
U-NEXTのスペック・特徴
月額料金:1,990円(税抜)
無料期間:31日間
支払い方法:クレジットカード
動画配信数:105,000本以上
オフライン再生(ダウンロード):対応
画質:SD、FHD
4K対応:非対応
同時視聴:1~4
強いジャンル:国内ドラマ、国内映画、アニメ
U-NEXTのメリット・デメリット
メリット
- 国内・海外のドラマ、ドキュメンタリー、バラエティが豊富
- 高画質再生に対応している動画が多い
- オフライン再生(ダウンロード)に対応
- 最大4つまでアカウントを共有できる
デメリット
- 料金が高い
Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)
Amazon Prime Videoのスペック・特徴
月額料金:年3,900円(税抜)
無料期間:30日間
支払い方法:クレジットカード、プリペイドカード
動画配信数:2,000本以上
オフライン再生(ダウンロード):対応
画質:SD、FHD、4K
4K対応:対応
同時視聴:1
強いジャンル:映画、海外ドラマ
Amazon Prime Videoのメリット・デメリット
メリット
- 音楽配信サービスも利用できる
- 利用料金が安い
デメリット
- コンテンツが少ない
- 別途課金が必要なコンテンツが多い
TSUTAYA TV(ツタヤティービー)
TSUTAYA TVのスペック・特徴
月額料金:933円(税抜)
無料期間:30日間
支払い方法:クレジットカード、キャリア決済(ドコモ,au,ソフトバンク)
動画配信数:45,000本以上
オフライン再生(ダウンロード):対応
画質:SD、HD
4K対応:非対応
同時視聴:2
強いジャンル:映画
TSUTAYA TVのメリット・デメリット
メリット
- 映画が充実している
- ポイント還元がある
デメリット
- 配信コンテンツが少ない
ゲオTV
ゲオTVのスペック・特徴
月額料金:980円(税別)
無料期間:14日間
支払い方法:クレジットカード、Lueca
動画配信数:10,000本以上
オフライン再生(ダウンロード):非対応
画質:SD、HD
4K対応:非対応
同時視聴:1
強いジャンル:映画
ゲオTVのメリット・デメリット
メリット
- アダルトに対応している
デメリット
- 配信コンテンツが少ない
プレミアムGYAO!
プレミアムGYAO!のスペック・特徴
月額料金:800円(税別)
無料期間:最大1か月
支払い方法:Yahoo!ウォレット
動画配信数:100,000本以上
オフライン再生(ダウンロード):非対応
画質:FHD
4K対応:非対応
同時視聴:1
強いジャンル:映画
※こちらのサービスは18年2月に終了していますが、参考のために掲載しています。
プレミアムGYAO!のメリット・デメリット
メリット
- 画質が良い
デメリット
- 短編動画が多い
- 別途課金が必要なコンテンツが多い
番外編!特徴的な定額動画配信サービス5社
dアニメストア
アニメ好きの方に一押しの定額動画配信サービスがこのdアニメストアです。
月額400円(税別)という格安の料金で、約2,000作品以上ものアニメが見放題になる、アニメジャンルではNo.1のサービスです。
ドコモのサービスとなりますが、auやソフトバンクユーザーも利用することができます。
フジテレビオンデマンド
その名の通りフジテレビの定額動画配信サービスで、人気ドラマやバラエティ番組などを見ることができます。
嬉しい点として、最新話が地上波放送日から7日間は無料で見ることができることが挙げられます。
NHKオンデマンド
NHKオンデマンドでは、人気朝ドラや大河ドラマなどを見ることができます。また、人気のプロフェッショナルやドキュメンタリー番組にも対応しており、対応コンテンツがNHKに限られるものの内容の濃いものとなっています。
DMM 見放題ch ライト
DMMでも定額動画配信サービスを提供していますが、一般コンテンツは配信数が少ないものの釣り番組や自動車関係の動画などが充実しているほか、アダルトにも対応している数少ないサービスです。
DAZN(ダ・ゾーン)
DAZNはスポーツに特化した定額動画配信サービスとなり、サッカーを中心に13種類ものスポーツ動画を配信しています。
特に力を入れているサッカーに関しては、人気のヨーロッパリーグなども見ることができ、サッカー好きには嬉しいサービスとなっています。
定額動画配信サービス おすすめランキング
各サービスについて特徴やメリット・デメリットについて紹介してきましたが、ここからは自分の独断と偏見でオススメの定額動画配信サービスをランキング形式で紹介したいと思います。
1位 Hulu(フールー)
これは自分が愛用しているということもありますが、使いやすさやコンテンツのバランスを考えてHuluを1位とします。
最大のメリットは人気海外ドラマの配信数で、特にFOXチャンネルに関しては最新作も最速で見ることができます。海外ドラマ好きには欠かせないサービスと言えるのではないでしょうか?
もちろん海外ドラマだけではなく、国内ドラマやアニメも充実しており、小さなお子様がいる家庭でもみんなで楽しむことができます。
またオリジナル番組に関しても積極的に取り組んでいて、最近だと安室奈美恵さんのドキュメンタリーはHulu独占配信となっており、非常に話題となっています。
特にこれから定額動画配信サービスを利用しようとしている方にはぜひオススメしたいサービスです!
2位 dTV(ディーティービー)
自分がHuluの前に利用していた定額動画配信サービスがdTVです。
利用している間はそれほど不満もなかったのですが、Huluの海外ドラマが充実している点にそそられスイッチしてしまいました。
dTVはなんといっても料金の安さと配信コンテンツ数のバランスが素晴らしく、一番お得なサービスと言えます。
もちろん安いだけでなく4Kに対応していたりオフライン再生も可能だったりと、定額動画配信サービスの中でもサービスは充実している部類に入ります。
ドコモユーザー以外でも利用できるので、最初はお得に始めてみたいという方にはうってつけのサービスと言えます。
3位 U-NEXT(ユーネクスト)
定額動画配信サービスを使い倒したいという方にはU-NEXT(ユーネクスト)が打ってつけと言えます。
老舗の定額動画配信サービスであり、FHD対応や複数アカウントに対応するなど、充実したサービスが魅力となっています。
金額は高いものの、配信コンテンツの多さやサービス・機能の充実を考えれば納得の料金と言え、映画やドラマが好きな方にはピッタリのサービスとなっています。
定額動画配信サービスの比較と選び方まとめ
定額動画配信サービスについて比較して選び方などを紹介してみましたがお役に立ちましたか?
サービスを提供している会社も多いことからこれから生き残りが必死になり、ある程度精査されていくことが予想できますが、その中でも注目したいのがDAZNやdアニメのようなコンテンツ特化型のサービスです。
今後ももしかするとライブ風景などの音楽系や、将棋や釣りなどの趣味趣向に強いサービスなども出てきたら面白いなと思っています。
引き続き定額動画配信サービスにも注目していきたいと思います!
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